ロンドン旅行の準備、総まとめ!この記事では、
- 予約が埋まりやすい観光スポット
- 激戦レストラン&アフタヌーンティー
- イギリス渡航前に必須の手続き
- 事前に知っておきたいこと
をまとめました。
ロンドン旅行 最初にやること
旅行のはじまりは、日程の決定→航空券を取る→ホテルを取るところから。
もう完了している方は次のセクションにジャンプ→『ロンドン観光 チケット予約の目安時期』
日程を決める
ロンドンは訪れる時期によって気候や見られるものが大きく異なります。
旅行のおすすめシーズンは夏です。
季節ごとの違いやイベントについてはこちらの記事に詳しく書いているので、ぜひ参考にしてみてください。
ロンドンにはたくさんの観光資源がありますが、訪れる時期によって、気候や楽しめるアクティビティが大きく異なります。mint特定の季節しか見られない観光スポットもあるので、注意が必要です!この記事では、ロンドン旅行に[…]
航空券を取る

日程が決まったら、次は航空券の手配です。航空券の料金は、基本的に早ければ早いほど安くなります。
日本からロンドンへの直行便は、JAL、ANA、ブリティッシュエアウェイズの3社が運航しています。
ホテルを取る
航空券の次は、滞在先のホテル予約です。
ロンドンには安全面で不安な場所も多くあるので、必ずよく下調べをしてから予約するようにしてください。
当サイトでも治安と利便性を考慮したおすすめホテルを紹介しています。
旅行を楽しむためには、安全で便利なホテルの確保は最重要◎
そこで、治安と利便性の両面からおすすめできるホテルをまとめました!
ロンドンを旅行するなら、便利で安全なホテルに泊まりたいですよね。しかし、土地勘のない場所でホテルを探すのは大変。この記事では、ロンドン在住の筆者が、ホテル探しのために知っておきたい情報や、治安と利便性が良いエリアにあるおすすめホテル[…]
ロンドン観光 チケット予約の目安時期
ビッグベン&国会議事堂はいつまでに予約するべき?
世界遺産でもあるウェストミンスター宮殿。
そのメインの観光スポットであるビッグベンや国会議事堂は、実は中に入って見学することができます。
チケットは
- セルフガイドツアー:国会議事堂を個人で見学
- ガイドツアー:国会議事堂をツアーガイドつきでグループ見学
- ビッグベンツアー:ビッグベンをツアーガイドつきでグループ見学
の3種類があります。
それぞれの予約の取りにくさを表にまとめてみました。
セルフガイドツアー | ガイドツアー | ビッグベンツアー | |
---|---|---|---|
国会開会中 | 激戦 | 激戦 | 激戦 |
国会休会中 | 平日:余裕あり 土曜日:2週間前までに | 平日:2週間前までに 土曜日:激戦 | 激戦 |
セルフガイドツアーは、国会の休会中は予約が取りやすいですが、開会中は土曜日のみ見学開催となるため激戦。
ガイドツアーは休会中の平日であれば予約難易度が高くありませんが、土曜日や開会中は激戦です。
ビッグベンツアーは枠が非常に少ないため、最も予約が取りにくいです。毎月第2水曜日の午前10:00(イギリス時間)の予約枠オープンと同時に申し込みましょう。
国会議事堂(UK Parliament)とビッグベン(Big Ben)は、ロンドンのランドマークともいえる定番観光スポット。その特徴的な外観を眺めるだけでも楽しめますが、実は、中に入って見学することも可能です。また、隣接するウェスト[…]
バッキンガム宮殿はいつまでに予約するべき?
バッキンガム宮殿の内部見学は公式行事のない夏期(7~9月)のみ開催となっています。
期間限定&繁忙期ということもありチケットは激戦。2026年の日程についてはまだ公開されていません。
また、1人につき£100のプライベートツアーであれば、夏期以外でもガイドさんに案内してもらうことが可能です。予約は1ヶ月前が目安です。(≫公式サイト)
プレミアリーグはいつまでに予約するべき?
ロンドンには、プレミアリーグ所属サッカークラブが7つあります。
- アーセナル
- チェルシー
- トッテナム・ホットスパー
- ウェストハム・ユナイテッド
- クリスタル・パレス
- フラム
- ブレントフォード
クラブによりますが、チケットは試合のおよそ1~2ヶ月前に販売・申し込み開始となることが多いです。
また、会員になることが必須だったり(アーセナル、チェルシー、トッテナム等)、早い者勝ちではなく抽選だったり(アーセナル等)と、クラブごとに独自のシステムがあります。
プレミアリーグを観戦したい場合は、旅行決定と同時にチケットシステムを調べ、会員登録をしたり、こまめに公式サイトをチェックしたりして、目当ての試合のチケット販売に備えましょう。
大英博物館はいつまでに予約するべき?
世界的な観光名所である大英博物館。
午後遅めの時間であれば直前でも空きがあることが殆どですが、午前中の枠は非常に人気があり埋まるのが早いです。
時間 | 予約目安時期 |
---|---|
朝イチ | 1ヶ月半前までに |
午前中~昼 | 1ヶ月前までに |
午後 | 数日前までに |
大英博物館(The British Museum)は、ロンドン観光の定番であり、世界的に有名な博物館です。800万点を超える貴重な歴史遺産を所蔵しており、無料で見学できます。この記事では、大英博物館を初めて訪れる方向けに、わかりやすく詳細に[…]
ザ・シャードはいつまでに予約するべき?

ロンドンの新しいランドマークタワー、ザ・シャードの展望台からはロンドンを一望することができます。
こちらも平日であれば比較的予約が取りやすいのですが、週末や繁忙期(夏休み等)の場合は早めに予約しておきたいところ。
特に夕方~夜は夜景観賞の需要が高まるため、予約が取りにくくなっています。
平日 | 週末/繁忙期 | |
---|---|---|
昼間 | 数日前~1週間前 | 1ヶ月前 |
夕方~夜 | 2週間前 | 1ヶ月半前 |
超高層ビル「The Shard(ザ・シャード)」は、ロンドンの新しいランドマークタワー。展望台からの絶景を楽しむことができ、旅行者に人気です。本記事では、訪問を検討している方のために、写真付きで詳しく紹介していきます。 ア[…]
その他の観光スポット
これらのチケットは比較的取りやすいため、予約は1週間前が目安。
時間帯によっては、当日券でも入ることができます。
また、多くの観光スポットのチケットがセットになっているロンドンパスも便利。
現地でチケット購入列に並ぶ手間が省けるし、日本語で買えるので安心です。
ロンドンパス(The London Pass® )は、人気観光スポットの入場券がセットになっているパス。
ロンドンパス | ロンドン塔、ウェストミンスター寺院、セント・ポール大聖堂、タワーブリッジなど97施設 |
ロンドンパス・プラス | +ザ・シャード、ロンドン・アイなど計100施設 |
定額なので、短期間にたくさんのスポットをまわる旅行者にとてもお得です。
その都度チケットを買う手間が省けるのも◎
当日はアプリのQRコードを提示するだけでOKです(予約が必要な施設は、専用ポータルから事前予約する)
ロンドンのグルメ情報を調べる
予約困難レストラン

人気のレストランにディナーで訪れたい場合は、予約がマスト。
代表的な予約困難レストランはこの3つ。
- Core by Clare Smyth:超激戦。3ヶ月前の0時(イギリス時間)に予約枠がオープン。
- Gordon Ramsay:1ヶ月前を目安に予約したい。
- Dinner by Heston Blumenthal:金曜日・土曜日は2週間前の予約が目安。日曜日~木曜日は予約しやすい。
人気のアフタヌーンティー
イギリスの伝統文化、アフタヌーンティーは、様々なホテルやレストランで楽しむことができます。
特に人気・予約困難なお店は、早めの予約が肝心です。
- The Ritz London:格式高いアフタヌーンティーといえば、リッツロンドン。厳しいドレスコードあり。予約は非常に困難であり、旅行が決まったらすぐに予約したい。
- Claridge’s:土日や昼の枠は2ヶ月前、ティータイムの枠は1ヶ月前には埋まる。平日夕方の枠は比較的取りやすく、2~3週間前でも空きがあることも。
- Savoy:高級ホテルアフタヌーンティー。平日は空きに余裕あり。土日は昼か夕方なら2週間前でも予約可能なことが多い。ティータイムは人気で1ヶ月以上前から埋まりやすい。
- Diamond Jubilee Tea Salon:老舗紅茶店フォートナム&メイソンのティーサロン。平日は空きに余裕あり。土日は2週間前が目安。
ロンドン旅行に必要な申請・手続き
ETA申請
2025年1月8日から、イギリスに入国するにはETA(電子渡航認証システム)の申請が必要となりました。
申請は専用アプリをスマホにダウンロードして行います。
審査日数は英国のカレンダーで最大3営業日(祝日を除く)となっています。遅くとも1週間前には申請しておいた方が良いでしょう。
ETAは2年間有効なので、直近2年以内に同じパスポートでETAの承認を受けていれば、申請する必要はありません。
クレジットカードの準備
ロンドンではクレジットカードでの支払いが主流。
地下鉄やバスに乗るときは、クレカ(タッチ決済可能なもの)もしくは Apple Pay/Google Pay があれば切符を買うことなく簡単に乗車できます。
ほとんどのレストランやショップで利用可能なVISAかMasterCardを少なくとも1枚は持参しましょう。
その際は、海外旅行保険が付帯しているカードを選ぶと万が一の際にも安心です。
入会金・年会費無料で海外旅行保険の利用付帯があるエポスカード が海外旅行者に人気。
旅行の航空券や電車代などにエポスカードを利用することで、ケガ、病気、携行品の盗難・破損の補償がつきます。
モバイル通信の準備
地図のチェックや乗り換え検索、チケット予約など、スマートフォンは旅の必須ツール。
日本の携帯キャリアで国際ローミングをすることもできますが、料金が高額なため、海外用SIMやポケットWi-Fiを事前に用意すると節約になります。
受け取り・返送など面倒な手続きがないeSIMがおすすめ。
たとえば、日本の上場企業が運営するVOYAGEESIM は、365日日本語サポートつきで初心者も安心です。
旅行保険に加入
英国では公的医療制度により在住者の医療費は無料となっていますが、旅行者の医療費は全額自己負担(有料)です。
その場合、軽い風邪や怪我でも数万円~、入院や手術となると数十~数百万円かかることもあり高額です。
旅行保険が付帯しているクレジットカードもおすすめ。
さきほども紹介しましたが、エポスカードは入会金・年会費無料なので1枚持っておくと良いです。
航空券や、空港までの交通費、現地での交通費など、旅行料金の支払いに1円でも使えばケガ・病気・携行品損害を補償してくれます。
両替

ロンドンはクレジットカードやApple Pay/Google Payによるキャッシュレス決済が主流で、現金を使うことはあまりありません。
しかし、ホテルでポーターにチップを支払う場面や、現金のみ対応のコインロッカーを使用する場合など、現金が必要になることも時々あります。
ロンドンの治安・安全情報の確認

残念ながら、イギリスの治安は日本よりもずっと悪いです。事前によく情報を確認し、不要なリスクを避けるようにしてください。
外務省の海外安全ホームページには国や地域ごとの危険情報が記載されており、要チェックです。また、たびレジに登録すると最新の情報を送ってもらえます。
ロンドンのエリアごとの治安や避けるべき場所については、当ブログでもこちらの記事で詳しく解説しています。
ロンドンでは、エリアごとに治安状況が大きく異なります。安全に旅行するためには、治安の良い地域・悪い地域について知っておくことが重要です。この記事では、実際にロンドンに居住している筆者が、治安が良いとされる地域、注意が必要な地域につい[…]
ロンドンの交通事情を理解する
空港から市内への行き方
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地下鉄・バスの利用方法
ロンドンは公共交通機関が発達しており、ほとんどの観光スポットに地下鉄やバスで行くことができます。
日本とはチケットシステムや乗り方が大きく異なるため、予習しておくのがおすすめです。
地下鉄・バスの乗り方
▶【在住者が徹底解説】ロンドン地下鉄の乗り方(路線図・運賃・支払い方法・乗り方)
▶【在住者が徹底解説】ロンドンバスの乗り方(運賃・支払い・ルート・乗車方法)
ロンドンで買いたいお土産を調べる
ロンドンには赤い二階建てバスやブラックキャブなど可愛いモチーフが多く、お土産も充実しています。
定番のエコバッグからスーパーのばらまきお菓子、英国王室グッズや地域限定スタバマグなど、当ブログでも人気のおみやげを紹介しています。
おみやげを探そう
▶【在住者が選ぶ】おすすめ&定番 ロンドンのおみやげ28選と購入場所
▶【ばらまき&エコバッグも】スーパーで買える!イギリスお土産おすすめ
ロンドン旅行 持ち物の準備

旅行用品をそろえよう
旅行に持っていく持ち物や衣類で、足りないものを買っておきましょう。
旅行中は充電の機会が限られるので、モバイルバッテリーは必携。
私はAnkerのモバイルバッテリーを使用しています(モバイルバッテリーは出火事故が結構あるので安心なものを…)
また、ロンドンは東京よりもずっと涼しく、冬はとても寒いです。季節に応じて、羽織物や防寒具などを用意してください。
イギリスといえば、雨の国。ロンドンを訪れるにあたり、どんな格好をしていけばいい?雨対策は必要?と気になる方も多いのではないでしょうか。この記事では、ロンドン在住の筆者が、現地の天気、そして月ごとに実際どんな服装をしているかを具体的に紹介して[…]
荷造りのポイント
かさばるものは預け入れ荷物に、高価・大事なものは機内持ち込み荷物に入れるのが基本。
ロストバゲージに備えて、最低限必要なものは機内持ち込み荷物に入れておくと安心です。
ちなみに、モバイルバッテリーは預け入れ荷物には入れられません。貨物室での発火を防ぐためです。
もっとロンドンを楽しむために
ガイドブック
ロンドンを観光するなら、ガイドブックを1冊は持っておくのがおすすめ。
キャンペーン情報
現在、Amazon Kindle Unlimitedで、最新版『まっぷる ロンドン』など以下の電子書籍が読み放題の対象となっています。
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- 無駄な荷物が増えない
- 街中でガイドブックを広げずに旅行情報を確認でき、防犯対策にも◎
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