ニューヨーク市内では、地下鉄でほとんどの観光スポットにアクセスすることができますが、バスを利用することで更に効率よく移動することができます。この記事では、ニューヨークのバス路線図、乗り方、治安などについて、現地在住の筆者が画像を用いて詳しく解説していきます。
NYバスの概要と路線図
ニューヨークの公共バスは、MTA(Metropolitan Transportation Authority)が運行しています。
バスの最新の路線図はMTAの公式サイト > Maps からPDFで見ることができます。
路線図の見方
- 路線の頭文字は、バスの運行地域を表しています。
- “SBS”(Select Bus Service) は止まる停留所の数が少ない路線で、急行のようなイメージ。運賃は通常のバスと同額です。
- “SIM”から始まる番号の路線はExpress Bus(エクスプレスバス)で、おもに郊外と中心部を結ぶ路線となっています。止まる停留所の数が少なく、また、運賃が通常のバスよりも高額です。
このように、路線図は非常にわかりにくいので、Google Mapを使って経路検索をする方がおすすめです(後述)
NYバスの乗り方
経路を調べる
まず、Google Mapを開いて、目的地の場所を検索します。
「経路」を押して、出発地を設定すると、ルートがいくつか表示されます。
ルートを選ぶと、概要が表示されます。
「次発:〇分後、●分後」(画像の①)をタップすると、前後のバスのスケジュールを見ることができます。
ここで、さらに「その他の出発情報」をタップすると、遅延や出発済みなどを含む更に詳しい情報がわかります。
また、概要画面で「お知らせ」(画像の②)をタップすると、運行情報(運休、ルート変更など)が表示されます(英語)
概要画面の「〇分(●駅)」(画像の③)をタップすると、途中のバス停の名前がわかります。
バス停を探す
バス停の場所は、Google Mapに表示されています。
バス停の看板(通常は背の高いポールについています)を見ると、発着する路線番号と行き先がわかるようになっています。
バスに乗る
バス停によっては複数の路線が発着します。乗車前にもう一度、バスに表示されている路線番号を確認しましょう。番号はバスの正面、側面、背面の電光掲示板にあります。
ニューヨークのバスは、前方のドアから乗ります。
なお、車椅子の方はそのまま乗ることができますが、ベビーカーについては畳むことが基本ルールとなっているのでご注意ください。
▶【公式ルール】NYのバスではベビーカーを畳もう。畳まず乗車OKの路線も紹介
運賃を支払う
運賃は前払いで、一律$2.90となっています(※エクスプレスバスを除く)
OMNYやメトロカードを運転手席の横にあるリーダーに読み取らせて料金を支払います。
ニューヨークの公共交通機関に乗るなら必須の”OMNY”については、↓の記事で詳しく解説しています。
▶【在住者が解説】登録なしでOK!OMNYの使い方~NY地下鉄・バスの運賃システム
バスから降りる
バスから降りる際には、赤色の”STOP”ボタンを押すか、窓際の黄色い紐を引っ張って、降車の意思を示します。
基本的には後ろのドアから降ります。ドアが自動的に開かないときは、「TOUCH HERE」と書かれている黄色のラベルを押すとドアが開きます。
バスの治安は?
ニューヨークのバスは、基本的には旅行者でも安全に利用できます。
ただし、稀に暴行・傷害事件なども起きているため、
- 治安の悪いエリアを通るバス
- 深夜~早朝
の乗車はおすすめしません。
不審な乗客がいる場合は次のバス停で降りる、夜間に人通りの少ないバス停は使わないなどの対策が必要です。
また、通勤時間帯など混んでいるバスではスリにも注意してください。
Hop On Hop Off バス
市営バスの治安や利用方法が不安な場合は、観光客向けのHop On Hop Off バスがおすすめです。
Hop On Hop Off バスは、タイムズスクエアや自由の女神などの観光スポットを巡るルートを運行しており、チケットの有効期間中は何度でもバスに乗り降りすることができます。
二階建てバスでニューヨークの景色を楽しんだり、オーディオガイドで解説を聞いたり、移動時間も楽しい。
Hop On Hop Off バスのチケットは、オンラインで事前に購入することが可能ですが、英語に不安のある方は代理店サイトを利用することで日本語で予約・購入・支払いができます。
海外オプショナルツアー専門サイトのKKdayは、世界中の主要観光都市でツアーバスを運行する大手BIG BUS TOURSの取り扱いあり◎
もっとニューヨークを楽しむために
ガイドブック
ニューヨークを観光するなら、るるぶや地球の歩き方など、ガイドブックを1冊は持っておくのがおすすめ。
特に美術館や博物館では、それぞれの作品の背景を知っているとより見学が楽しめます。
キャンペーン情報
現在、Amazon Kindle Unlimited で『るるぶニューヨーク’24』の電子書籍が読み放題の対象となっています。
Amazon Kindle Unlimitedは月額980円ですが、はじめの30日間は無料で体験できます。
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無料期間内に解約すれば料金はかかりません。
アメリカでスマホを使うなら
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eSIMなので、面倒な受け取りや返却は一切不要。
メールで送られてくるQRコードをスキャンするだけで簡単に設定することができます。
また、
- データ通信量や利用日数を自由に決められる
- 旅行中でもデータ量が足りなくなったら途中で補充できる
などフレキシブルな対応が可能。
eSIMフリーの対応スマホを持っていれば誰でも使えます。対応端末のチェックはこちら
家族など複数人で旅行をする場合や、パソコン・タブレット・スマホなど利用端末が多い場合は、Wi-Fiルーターレンタルの方が料金を安く抑えられることも。
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チケット・現地ツアー予約に便利なサイト
コロナ禍以降、ニューヨークのチケット予約はオンラインが主流に。事前予約必須の観光スポットも多くなりました。
海外オプショナルツアー専門サイトのKKday では
- 観光スポットのチケット
- 現地ツアー
を日本語で簡単に検索・予約・クレジットカード購入できます。
人気の観光スポットではチケットが売り切れてしまうことも多いので、早めの予約がおすすめです。
海外旅行保険
アメリカの医療費は非常に高額になることも。
たとえばニューヨークでは、1泊入院して100万円以上の請求がきた友人もいます。
急な病気や怪我などで治療が必要になったときのために、旅行保険への加入はマスト。
エポスカード は海外旅行傷害保険の補償内容が充実していておすすめです。
\他にも色々書いています/