見知らぬ土地を訪れるときは、どのような服装で行くか悩みますよね。この記事では、ニューヨークの月ごとの天気や気温などの情報に加えて、実際の居住経験からおすすめできる具体的な服装の組み合わせを紹介していきます。また、シーン別の服装や治安・防犯の面での対策についても解説します。
ニューヨークの気候
ニューヨーク市と東京の気候を比較すると、年間を通じてニューヨークの方が2~5℃低く、降水量も少なくなっています。
春・秋
穏やかで過ごしやすい気候で、旅行におすすめのシーズンです。秋はセントラルパークで紅葉も楽しめます。
夏
最高気温は25~30℃の日が多く、東京ほどではありませんが暑い日が続きます。ニューヨークの降水量はあまり多くなく、湿度も65%前後と高くないため(参考:東京は約80%)、ムシムシする感じはあまりありません。
冬
冬は寒く、特に1月は最高気温が0℃を下回る日もあります。ニューヨークは晴天が多いため、基本的には気温ほどは寒さを感じないかもしれませんが、外出ができないほどの極寒日が毎年1~2日あるので注意。雪が降ることもあり、年に数回ほど積もります。
このような気温の変化を考慮して、季節ごとに適した服装を準備していきましょう。
ニューヨークの月ごとの気温と服装
続いて、月ごとの気温とおすすめの日中コーディネートを紹介していきます。
1月の天気と服装
1月のニューヨークは最も寒く、平均気温は-3℃~4℃です。
おすすめのコーディネート
- ダウンジャケット
- セーターまたはフリース
- ヒートテックジーンズ等の長ズボン
- 長袖ヒートテック肌着
- ブーツまたはスニーカー
- ニット帽、手袋、マフラー
2月の天気と服装
2月も引き続き寒い日が続き、平均気温は-2℃~5℃です。
おすすめのコーディネート
- ダウンジャケット
- セーターまたはフリース
- ヒートテックジーンズ等の長ズボン
- 長袖ヒートテック肌着
- ブーツまたはスニーカー
- ニット帽、手袋、マフラー
3月の天気と服装
3月になると徐々に気温が上がり、平均気温は2℃~10℃です。
上旬~中旬は2月と同様の服装でOKですが、下旬は少し暖かくなってきます。
おすすめのコーディネート(下旬)
- コートまたは暖かいジャケット
- トレーナー
- ジーンズ等の長ズボン
- ヒートテック肌着(半袖)
- スニーカー
- ニット帽
4月の天気と服装
4月にはぐっと暖かくなってきます。月の平均気温は7℃~16℃。
おすすめのコーディネート
- ジャケット
- 長袖トップス
- ジーンズ等の長ズボン
- 薄手の肌着
- スニーカー
5月の天気と服装
5月の平均気温は12℃~21℃で、過ごしやすい季節です。
おすすめのコーディネート
- 薄手の長袖トップス、または半袖トップス+軽い羽織物
- ジーンズ等の長ズボン
- 薄手の肌着
- スニーカー
6月の天気と服装
6月の平均気温は17℃~26℃で、東京とほぼ同じ感覚です。
おすすめのコーディネート
- 半袖トップス+ジーンズ(男女)/スカート(女性)/ショートパンツ(男性)
- またはワンピースやサロペット(女性)
- スニーカーまたはサンダル
- 帽子、サングラス
7月の天気と服装
7月は最も暑い月。平均気温は22℃~30℃です。
おすすめのコーディネート
- 半袖トップス+ジーンズ(男女)/スカート(女性)/ショートパンツ(男性)
- またはワンピースやサロペット(女性)
- スニーカーまたはサンダル
- 帽子、サングラス
8月の天気と服装
8月も暑い日が続きますが、東京よりも3℃くらい気温は低くなり、平均21℃~29℃です。
おすすめのコーディネート
- 半袖トップス+ジーンズ(男女)/スカート(女性)/ショートパンツ(男性)
- またはワンピースやサロペット(女性)
- スニーカーまたはサンダル
- 帽子、サングラス
9月の天気と服装
9月は夏の終わりを感じる季節で、平均気温は17℃~25℃です。
上旬~中旬は8月と同じ服装でOKですが、下旬からは少し涼しくなってきます。
おすすめのコーディネート(下旬)
- 半袖トップスまたは薄手の長袖トップス
- ジーンズ等の長ズボン
- スニーカー
- 帽子
10月の天気と服装
10月は秋が深まり、平均気温は11℃~18℃です。
おすすめのコーディネート
- 暖かいジャケット(スタジャンやフリースなど)
- 長袖トップス
- ジーンズ等の長ズボン
- ヒートテック肌着(袖なし)
- スニーカーまたはブーツ
11月の天気と服装
11月の平均気温は6℃~12℃で、だいぶ寒くなってきます。
おすすめのコーディネート
- コートまたは軽いダウンジャケット
- 長袖トップス(トレーナー等)
- ジーンズ等の長ズボン
- ヒートテック肌着(半袖)
- スニーカーまたはブーツ
- ニット帽
12月の天気と服装
12月は再び寒さが厳しくなり、平均気温は0℃~5℃です。
おすすめのコーディネート
- ダウンジャケット
- セーターまたはフリース
- ヒートテックジーンズ等の長ズボン
- 長袖ヒートテック肌着
- ブーツまたはスニーカー
- ニット帽、手袋、マフラー
シーン別の服装のポイント
美術館・博物館
メトロポリタン美術館、MoMA、アメリカ自然史博物館は敷地が広大で歩行距離が長くなるので、靴はスニーカーがおすすめです。
大きなカバンや長傘などは持ち込み禁止の場合も。事前に持ち込み禁止物を確認しておきましょう。
教会
トラブル防止のため、肩出しトップス、ウルトラミニスカート、ショートパンツは避けましょう。
ミュージカル鑑賞
ミュージカル鑑賞時の服装は普段着で大丈夫です。もちろんドレスアップしてもOK。
高級レストラン
高級レストランを訪れる場合は、事前にドレスコードをチェックしましょう。フォーマル指定の場合、男性はスーツやジャケットにネクタイ、女性はドレスやワンピースなど。
治安と服装
ニューヨークの観光地(特にタイムズスクエア周辺)ではスリが多いため、貴重品の持ち運びに気を付けてください。
スマホやパスポートを盗まれてしまうと、金銭的なダメージだけでなく手続きに追われて旅行を楽しめなくなってしまいます。
一見して旅行者とわかる方は狙われやすいので、なるべく現地人風の格好に寄せるのがおすすめ。
ニューヨーカーの男性はジーンズやベージュのズボンが多く、シンプルな服装が好まれます。
女性はワンピース以外のスカートをあまりはかず、ジーンズ、レギンス、パンツ、ショートパンツを好みます。フリルや装飾は少なめ。足元はスニーカーか、秋冬はUGGをよく見かけます。
服を洗濯したいときは
コインランドリーはLaundromatとGoogle Mapで検索すると調べられます。
ニューヨークのコインランドリーでは、まず洗濯機に洗濯物と洗剤を入れてセットします。洗濯が終わったら自分で洗濯物を乾燥機に移してスタートします。
もっとニューヨークを楽しむために
ガイドブック
ニューヨークを観光するなら、るるぶや地球の歩き方など、ガイドブックを1冊は持っておくのがおすすめ。
特に美術館や博物館では、それぞれの作品の背景を知っているとより見学が楽しめます。
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海外旅行保険
アメリカの医療費は非常に高額になることも。
たとえばニューヨークでは、1泊入院して100万円以上の請求がきた友人もいます。
急な病気や怪我などで治療が必要になったときのために、旅行保険への加入はマスト。
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