全面ガラス張りの大観覧車ロンドン・アイ(London Eye)は、ロンドン観光の定番スポット。高さ135メートルの観覧車からは、晴れた日には40km先まで見渡せると言われており、ロンドンの絶景を楽しむことができます。
この記事では、アクセス、チケットの種類や予約方法、観光の流れ、そしてロンドン・アイから見える絶景を写真つきで詳しく解説していきます。
アクセスと基本情報
ロンドン・アイへの行き方
ロンドン・アイはランベス区(Lambeth)、テムズ川の南岸にあります。
駅名 | 路線 | 距離 |
---|---|---|
ウォータールー(Waterloo)駅 | 地下鉄:ベイカールー線(Bakerloo Line)、ジュビリー線(Jubilee Line)、ノーザン線(Northern Line)、ウォータールー&シティ線(Waterloo and City Line) 鉄道:サウス・ウェスタン・レールウェイ(South Western Railway) | 徒歩5分 |
ウェストミンスター(Westminster)駅 | 地下鉄:サークル&ディストリクト線(Circle and District Line)、ジュビリー線(Jubilee Line) | 徒歩10分 |
エンバンクメント(Embankment)駅 | 地下鉄:ベイカールー線(Bakerloo Line)、サークル&ディストリクト線(Circle and District Line)、ノーザン線(Northern Line) | 徒歩10分 |
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営業時間・休業日
営業時間は季節や曜日によって異なり、通常11:00~18:00もしくは10:00~20:30となっています。イベント時には時間が変更となることがあります。
12月24日は早めに営業終了(今年は17:30まで)、12月25日は休業です。
設備
ロンドン・アイはバリアフリー施設。車椅子でも快適に楽しめます。ベビーカーは畳む必要があります。
観覧車にはトイレはありませんが、併設のロンドン・アイのチケットオフィスが入っている建物(County Hall)にトイレがあり、無料で利用することができます。
チケットと料金
チケットの種類
ロンドン・アイのチケットは3種類があります。
- スタンダード・チケット(Standard Ticket):日時予約チケット。
- エニタイム・エントリー(Anytime Entry):日付のみ予約、時間は自由。
- ファストトラック・エニタイム(Fast Track Anytime):日付のみ予約、時間は自由。優先レーンで待ち時間が短い。
料金(2025年9月)
2025年9月現在のオンライン価格はこちら。日付や曜日、時間帯によって料金が異なる変動制です。
大人(16歳以上) | 子供(2~15歳) | 乳幼児(2歳未満) | |
---|---|---|---|
スタンダード | £29.00~ | £26.00~ | 無料(予約は必要) |
エニタイム | £39.00~ | £36.00~ | 無料(予約は必要) |
ファストトラック | £49.00~ | £44.00~ | 無料(予約は必要) |
現地のチケットカウンターで当日券を買うこともでき、空き状況は直前でも良好ですが、料金が高くなります。
たとえばスタンダードチケット大人1名の場合、オンラインなら£29もしくは£33なのに対し、現地購入は£39です。
また、タワーブリッジはロンドンパス・プラス(The London Pass® Plus)の対象施設。
ロンドンパス・プラスに料金が含まれているため、パスがあれば追加料金なしでお得に入場することが可能です。
※ロンドンパスのポータルサイトを通じて予約は必要です。
ロンドンパス(The London Pass® )は、人気観光スポットの入場券がセットになっているパス。
ロンドンパス | ロンドン塔、ウェストミンスター寺院、セント・ポール大聖堂、タワーブリッジなど97施設 |
ロンドンパス・プラス | +ザ・シャード、ロンドン・アイなど計100施設 |
定額なので、短期間にたくさんのスポットをまわる旅行者にとてもお得です。
その都度チケットを買う手間が省けるのも◎
当日はアプリのQRコードを提示するだけでOKです(予約が必要な施設は、専用ポータルから事前予約する)
予約・購入方法
現地チケット売り場で買う
チケットオフィスはロンドン・アイの目の前、County Hallという建物の角にあります。
オンラインチケットの方がお得ということもあり、チケット売り場は通常あまり混んでいません。
公式サイトで買う(英語)
チケット単体の購入なら、オフィシャルサイトがおすすめ。
- 公式サイトの“Book Now”を押す
- Standard Ticketの“Book Now”を押す
- 日付を選択
- 欲しい券種の“Buy Now”を押す
- 人数を選択。双眼鏡を買う場合は個数を選択。→“Next”
- 時間帯を選択し“Next”
- オプションを追加する場合は数を選び”Add To Cart”、しない場合は“Skip”
- カートの中身を確認し、”By ticking this box, I confirm that I have read..”のボックスにチェックを入れて“Checkout”
- 寄付の金額を選ぶ→“Continue”
- 支払い方法を選ぶ(クレカなら”Pay with Card”)
- 必要情報を入力し“Pay Now”
- メールが届くので“VIEW TICKETS”を押すとチケットが表示される
ロンドンパス・プラスの買い方(日本語)
さきほども書いた通り、ロンドンを観光するならロンドンパス(The London Pass®)がコスパ最強◎
ここでは、私がよく利用している旅行サイト「KKday 」での買い方を紹介していきます。日本語にも対応しています。
- ロンドンパス(The London Pass®)のページ
にアクセス
- ロンドンパス・プラスを選択する
- 利用開始日付を選ぶ
- 日数を選ぶ(例:3デイ・パス=3日間有効)
- 人数を選ぶ
- 「購入/予約へ」を押す
- ログインまたは新規登録(新規の場合は各種規約の同意ボックスにチェックをいれて「利用を続ける」)
- 必要情報を入力し「申込内容を確定し、決済する」を押す
- メールでチケットが届く
- チケット番号を参照し、Go City 予約ポータルからロンドン・アイの日時予約をする
観光の流れ
ロンドン・アイの入口は、観覧車の真下にあります。
券種によって並ぶ列が異なるので注意。
- ファストトラック:Entrance F
- その他のチケット:Entrance A
チケットを提示したら、係員の指示に従って観覧車に乗り込みましょう。
観覧車は大きなカプセル型で、一度に最大25人が乗ることができます。

中央に座席があり、座って楽しむこともできますが、立った方が良く見えます。
カプセルはガラス張りになっており、360°ロンドンの絶景が広がります。
見えるもの
- 【西】ビッグ・ベン、国会議事堂、ウェストミンスター寺院、バッキンガム宮殿
- 【北】BTタワー、大英博物館、ナショナル・ギャラリー
- 【東】セント・ポール大聖堂、タワーブリッジ、ロンドン塔、ザ・シャード、ウォーキー・トーキーなどの高層ビル群



- 昼:街並みや建物がクリアに見える。晴れたら最高。
- 夕方:ポツポツと灯りがつき始め、幻想的な雰囲気に。一番人気。
- 夜:暗くなり建物は見えにくいが、夜景観賞ができる。観覧車自体も光る。
搭乗の終盤になるとアナウンスが流れ、写真撮影があります。
下車後に写真カード(Photo Ticket)が配られるので、これを持ってギフトショップに行けば写真を購入することが可能です。
所要時間
観覧車は1周約30分です。
入場待機列が混雑していることが多いので、ファストトラック以外の場合は長めに時間を見積もっておいた方が良いです。
まとめ
ロンドン・アイはロンドンのアイコン的存在で、ぜひ訪れたい定番スポット。
透明なカプセルに乗って空高くからロンドンを見渡す経験は、きっと忘れられない思い出になるはずです。
周辺の観光スポット
- ビッグベン&国会議事堂(徒歩8分)
- ウェストミンスター寺院(徒歩14分)
- ナショナル・ギャラリー(徒歩17分)
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